キッチン周辺の間取りは考え過ぎて頭から煙が出てきたので、一旦置いといて―。今回はセカンドリビングの話。
当初、私達夫婦の部屋は10帖のつもりだったんですよ。でも本音は14帖くらい欲しいです。寝室6帖プラス居室8帖で、14帖。こちらはこちらで2世帯だから、2階で寛げる程度の空間的な余裕が欲しかったし、猫もいるからあんまり窮屈なのも……ね。まぁ猫は慣れてさえくれれば2階に限らずどこに行っても構わないのだけど。
とはいえ「坪数削減・とにかく削減」というわけで、ぐっと堪えたのです。10帖でいいと。そして間取りを見たら廊下のスペースが勿体無い。P子母もベランダに行けるように廊下から出入り可能にしたいと言ったら、廊下が3帖くらいになっちゃったんですよね。それが何か妙に勿体無い。ううーんと唸っていたらA社側から「セカンドリビングもいいですよね」という案が出たんですよ。セカンドリビング?
例えば3帖もあれば室内干しもできる、そして横に棚を付ければ洗濯物を畳んだりするスペースもできる、そして何ならもうちょっと広げてテーブルや椅子を置いてセカンドリビングとしても使え
私「あ、この部屋10帖じゃなくて7.5帖くらいに減らしていいです」
ガッツリ食いつきました。こうして間取り上に4.5帖のセカンドリビング的な空間が誕生したのでした。現実は広めの階段ホールですけどね。
部屋を削ってもセカンドリビング(階段ホール)と合わせれば約12帖になるので問題無し。ただの廊下にしておくよりもずっと空間を有効的に使えるし、うへへへ。うっかり変な笑いが出てしまうくらい、ナイスアイディア。
それまで「セカンドリビング」という概念すら知らなかった私が何故簡単にガッツリ食いついたかというと、説明を聞いていたら真っ先にA社2階の空間を思い出したんですよ。階段を上がると打ち合わせスペースがあって、その空間が結構いいなーと思ってたんですよね。で、訊いてみたら「そうですそうです」と言われたので、よっしゃそのアイディア買ったぁ! となったわけ。
前にリビング階段は寒いから嫌だと言ったくせに、セカンドリビングの階段はいいのかいという問題は、いやまぁ2階だから。むしろ1階の暖気が上がるというか、2階の冷気が1階に下がるというか。あとは断熱材に頑張ってもらおう。
※2021年3月 加筆修正