矢継ぎ早に質問が飛んでくる、そして私はブン投げる

 工程も終盤に入ったためか、主に内装関係でバンバン質問が飛んできます。主に造作絡みなんだけど、私も全然考えてなかったりで割と適当に答えてます。いいのか、そこ適当でいいのか。

 例えばカウンターの色。えーと1階は巾木と同じ色(ダークブラウン)で、2階はどうしようかなぁ……んー、クリアでいいです。みたいな。「色が何だかよく分からなかったら『クリア』と言っとけ」という精神があるらしいです。1階の階段の上の何かを、手摺と色を合わせますかと訊かれたのだけども、それが何かも質問せずに「お願いしますー」と答えたりとかね。まぁ色はどうにかなるよ。お任せしたって普通に仕上げられるだけだよ。ほっとけば全部マーブル模様にされるとかなら必死になって考えるけど。

 しかし色以外でもいい加減さは顕著です。カウンターの「持ち送り」の種類は木製とステンレス製のどちらにするかと訊かれたんですが、「じゃあ木製でお願いします」なんて答える割には「持ち送り」が何なのか分かっていません。いや多分アレだと思うのだけど、アレ。調べたらやっぱりアレのことを言うのねアレ。アレアレうるさいですが、カウンターの下に取り付ける支えの部分でした。三角形のアレ。そう、棚受。

 こんな調子で毎日電話が掛かってくるんですが、いつの間にか私が窓口になってるのは何故でしょう。夫に訊くより私に訊いたほうが早いという認識されてるんでしょうか。まぁ夫にトイレや洗面台の型番を訊いたって分からないどころか、何選んだのかすら分かってないからね……P子母も然り。夫母だってこちら側のまでは把握してない。そりゃーメモ見なくても全部覚えてる私に丸投げになるわけだよ。くそう。

 でもブン投げちゃいけないものだって当然あるわけです。例えば住宅設備が頼んだものと違ってたら大問題ですよ。今日の電話では、もうじき発注する水回りの設備の確認だったのですが、洗面台が思いっきり違ってました。ああ、最初に見積出したもののままだったのね。確認って大事だね。でも変更はちゃんと伝えたんだけどなぁ。で、ちゃんと手帳に書いてたの見たんだけどなぁ。いやホント確認って大事。これが確認しないで発注されてたら「言った・言わない」の泥仕合になりかねないです。しつこいようだけど、確認って大事、超大事。

 そんなわけで無事に修正されましたが、どさくさに紛れて洗濯機の上の収納を削りました。だってよく考えたら今現在洗濯機の上に収納なんか無いけど、困ったことも全然無いんだもん。それに洗濯機って奥行き結構あるから、上に収納あっても手が届きにくいし。腕短いし。だったらもう少し低い位置に奥行きの短い棚を付けた方が安上がりだしマシかなと思って。そうそう飾り棚的な扱いの棚を2段くらいでいいやー(そしてやっぱりブン投げる)。

 

 ※2021年6月 加筆修正