壁紙を選ぶのだ ―P子母寝室編―

 打ち合わせでした。一応壁紙決めてきました。3時間掛かりました。力尽きました。え? 次? 照明ですかねー。というわけでまだ唸る日々は続く予感。終わるのかしら。そして予算は間に合うのかしら(泣)。

 

 今回は1階寝室の壁紙の話を。寝室と言っても隣のリビングと繋がっています。和室と繋がっているパターンは結構ありますよね。実際、夫実家側の方は和室です。でもうちは洋室。更にP子母の性格を考えると寝る時以外は扉なぞ開きっ放しということを考慮して引き違い戸改め引き込み戸に変更したので、余計に開放感溢れる空間になるでしょう。いや開放的なのはいいんだけど、そこ寝室! ベッド常設!

 

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 まぁその辺はどうしても気になればパーティションで目隠しでもして猫に登られてギャーとなればいいさ。とにかくこんな感じでリビングと繋がっているので、壁紙も多少は統一感を持たせるべきかなと思ってはいるものの……ところでP子母からのリクエストを、ここでもう一度思い出しましょう。

 

P子母「薄い小豆色の壁紙がいい」

 

 分からんわ!!(泣)結局探してもね、よく分からないんですよ。P子母が何を見たのか正確な色を出してくれないと分からないんですよ……薄ピンクなら分かるんだけど、完全にそれじゃない空気が出てるし。

 小豆色のことは一旦置いておきます。P子母がサンプルの中から「これがいい」と言ってきた壁紙があるのです。柄物です。リリカラ・ウィルの「LY-14067」、モリスです。お高いです。切り売りはしてくれます。でもお高いです。定価でメートル3800円します。やっぱりお高いです。うぐぐ。これをベッドの背面、つまりは南面に貼りたいと言うのです。うぬぬ。当初はアクセントクロスじゃなくて大き目のパネル作って誤魔化すかーと思ったものの、なんかこれ、パネルにするのもちょっと違う感じ。普通に貼った方が良い感じ。しかしお高い。1000円の3.8倍ですよ? 何当たり前のこと言ってんですか。

 そこまで唸っている理由はというと、下はほとんどベッドで隠れるんですよね。そして窓を挟んで左側には鏡台が置かれる予定。どう考えたって隠れますよ。なんか、勿体無い……というね、貧乏人らしいお悩みで。そりゃー金持ちなら「んなもん面倒臭い!」と言いながら全面これ貼りますよ。私だって面倒臭いもんは面倒臭いんですよ。失礼、愚痴でした。

 他にも悩みというか懸念材料があって、猫が喜んでバリバリしそうな材質なんですよね。不織布っていうの? それ。こっちの問題の方が大問題です。基本的には意図的にバリバリすることは無くても、偶然爪が引っ掛かって「あ、これ布だ」と理解したら話は別。ビニールクロスには爪とがなくても、クッションやソファや合皮にはバリバリやるんですよ。本革でも容赦なくバリバリするでしょう。仮に猫が物の値段を理解したとしても「へーそうなんだ(バリバリ)」でしょうね……まぁそれが猫なんですけれども。

 で、どうするかというと。この面だけ腰壁みたいに貼り分けます。とりあえずこれに合う色って……というか床と似た色くらいしか思いつかないんですけど。もういいやそれで。手持ちのカタログ(サンゲツ・旧リザーブ)と合せてみると、「RE-8314」かなぁ。もう自信が無いです。

 そういえば新カタログ、大丈夫だそうです。タブレットで新カタログを見てもらったところ、「こちらの方が木目が荒くなくて合うと思いますよ」とアドバイスを貰ったので、ウォルナット柾目の「RE-3300」になりました。なんかもう、この面で一気にテイストが上品寄りに……ううーん、冒険できない。

  そして残るは他の面。うーん、P子母は「少し濃いベージュで」とは言ってたけれども、あんまり濃いと暗く感じるので程々にベージュという感じで。リリカラ・ウィルから「LW-105」を選びました。実際に見ると程よくベージュです。何となく和柄っぽいかなーとは思うものの、洋柄と合わせても違和感無いと思います。次はLDKで最後かな。長かった……。

 

※2021年4月 加筆修正