「あ、やっぱりダメだ。この人『捨てられない人』だ」と思った瞬間

 夫母が「ここに2階のタンス置くの」と言った時。処分するって言ったじゃん!(泣)

 

 そんなわけで、夫母は捨てられない人です。執着すごいです。あと夫祖母も捨てられない人です。捨てようとするとバレます。夫は物臭な人ですが、物に執着はあまりありません。私は物臭な人ですが、捨てる気になれば捨てられます。P子母は人の物ですらも容赦なく捨てる人です。鬼!

 という構成(夫弟は未知数)で、とりあえず言えるのは「キレイ好きなどP子母以外いやしない、というかP子母も極端だから普通の人間いやしない」ということです。あとこの問題に頭を抱えているのは私だけ、ということも。ホント大丈夫か新生活。

 しかし今更始まった問題じゃないんだけども、やっぱり夫母や夫祖母の物に対する執着がすごいです。ホント、これ深刻な悩みなんですよ。

 

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 この時に阻止できなかった納戸、「ここに棚作って布団置くんだー」と言ってました。1階に押入れがあるのに、布団何組残すつもりなんですか。そして1階の板の間に「ここに2階にあるタンス置くんだー」と言ってました。埃を被ったボロボロのタンスですよ。建付け悪くて引き出しガッタガタなタンスを、新居に置くんですか。処分すると言ったの忘れたんですか。売れませんよ、むしろ処分料としてお金取られますよって忠告したじゃないですか。

 なんというか、努力って報われないなと思います。精神ゴリゴリと削られます。「ほっとけばいいじゃん」「余計なお世話じゃないの?」と思う人もいるでしょう。でもね、もうそういう次元じゃないんです。ちょっと片付けられないズボラな人、くらいなら私だって人のことなんか言えないわけだし何も言いませんよ。違うんです、常軌を逸してるんです。どうしたら夫母に「これは恥ずかしいことである」というのを自覚してもらえるんですかね。どうしたら片付けてくれるんですかね。そう、多分自覚してない。人に見せるべきじゃない、見せられない部屋だということを自覚していないんですよ。

 それを思い知ったのは耐震診断の時。結果を見て卒倒しそうになりました。だってそこに写っていたのは「段ボールが積まれ、服は無造作に掛けられていたり物に乗っていたりして、とにかく埃まみれの部屋」なんだから。確かその光景、昔、私が見た時のまま……つまり何年も(少なくとも5年以上)放置されたまま。じゃあ使っている部屋は普通なのかといえば、全然普通じゃない。ほぼ万年床。逆に業者の方が気を使って写り込まないようにしている感じがする。それでも「あ、汚い」とすぐ分かるくらい酷い。申し訳ないけど酷すぎる。せめて人には見せられないと自覚してほしい。

 だから、単純に収納を増やせば解決するという話じゃないんですよね。だって、あれだけ大きな納屋をあれだけ酷い状況にできる人達ですよ。汚部屋をクリエイトする人達ですよ。大きな収納があったらあったで物が増えていくだけ。減らない。

 とにかく考え方が違うんです。例えば「ここにアレを置くから棚を作ろう」じゃなくて、「ここに棚を作れば何か置ける♪」という考え方。飾り棚じゃなくて収納棚でその発想は危険だよ。ホント、夫実家側は収納スペース多いです。2階のクローゼットは1帖半あるし、約2帖の納戸もあるし、1階には小さめのクローゼット・押入れ・2帖の物置・0.5帖の収納庫、あと洗面所には階段下収納、それにタンス3つは置ける板の間まで。何度か書いてるけども、こちら側には普通のクローゼットと少し大きめのクローゼットと0.5帖の収納庫だけです。もうね、2倍どころの話じゃないです。「いいでしょー」と夫母は言うけども、そこまで収納があるのにこちらより散らかってたら洒落にならないという自覚ありますか……無いですよね。というかその収納の量、普通に羨ましいですよ。

 とにかくタンスは諦めてほしいです。そりゃ私だって20年は使ってる食器棚入れるつもりだけど、それは別にどこも壊れちゃいないし置いても存在が浮いたりしないから。というか全部P子母の趣味。まぁこだわりが無いからこそ、P子母の食器棚を壊れない限りは一生使ってやると思ってるんですけど。もしこれが古臭くて建付け悪くてガッタガタだったら使いませんよ絶対。普通に処分してシステムキッチンの収納にしますよ。というか今使ってるチェストだって処分しますよ普通に。だって置けないもん。

 

 ※2021年4月 加筆修正