のうぎょういいんかい が あらわれた!

 どうする?

 どうもしないよ地目変えてもらうだけだよ。

 

 と、思ってたんですけどね。どうして次から次へと問題が湧いて出てくるんですかね、あの土地。呪われてるか祟られてるんじゃないの?

 ええと自分でも確認のために整理すると、

 

  1. 一見、大きな一つの敷地に見えても、実はいくつかに分かれている
  2. 分筆したんじゃなくて、後から買い足した
  3. つまり「やたら継ぎ接ぎ」な土地である
  4. なのでそれぞれの地目がバラバラ
  5. 肝心の「宅地」の部分が奥にある
  6. なので銀行から「宅地までの通路の部分も地目変更して」と言われる
  7. 通路の部分を「農地」から「雑種地」に変えたい
  8. 農業委員会に問い合わせた
  9. 「ん? GPSで確認したらズレてるけど?」と言われる
  10. な、なんだってー!!Σ(゚д゚lll)

 

……と、いうわけなのさ(泣)。なんなの。なんなのよいったい。ようやくハンコ捺してって数ヶ月越しに名義変更できそうだと思ったら今度は地目変更で座礁するとか、どんだけなの。もうやだー。家建つ気がしないー。やる気しないー。ゴロゴロゴロゴロ。

 そりゃやる気失せて捲れるよね。やる気失せてゴロゴロしながら聞いた夫の話をまとめると、本来変更予定じゃなかった建設予定地の前の部分を「農地」から「宅地」に変更せざるを得ないらしいです。つまり宅地がドーンと広がると。70坪平屋も余裕どころか100坪平屋でもいけるよね。それやったら地盤改良費が恐怖の500万超えとかありそうだけど。というかやらない、やるわけないしできるわけない。つまり宅地がドーンと広がったところで夢なんか広がらないし、固定資産税が膨らむだけなんですよ。あーやる気しない。

 いや、宅地にせざるを得ないのは些細な問題なんですよ。それよりも問題なのは、おかげで書類作り直したり色々手続き等で余計足止めを食らう形になるんですよ。一度はキャンセルになってしまった地盤改良の予定も、どうにか来月中旬に出来るように手配してもらえたのに、やっぱりパー。しかも下旬に農業委員会が視察に来るそうで……それって、つまり下旬にも工事に入れないということなんですかね。もうホント、恨む。9月に名義変更の手続き出来なかった原因作った人達、恨む。過ぎたことはしょうがない、と自分に言い聞かせたはずだったけど、なかなかねぇ。難しいよねぇ。ホント、縁切れるもんなら縁切りたいくらい嫌い。私がここまではっきり「嫌い」と表現する人ってあんまりいないよ。

 というか普段接点が無ければ思い出すことも無いんだけど、家建てている間はどうしても付きまとうよね、あの嫌な記憶が。難航して工期が遅れれば尚のこと。いつか良い思い出になるよと言われたとしたって、ならないと断言できる*1。あんな人間のドロドロした嫌な部分をこれでもかこれでもかと見せつけられて押しつけられて、それがいつ笑い話になるってんだ。ふざけんな。

 まぁそんな自分まで腐れてたって何も進まないので、もう仕方ないと諦めるしかないんですかね。「家建てるの諦める」と言いたいところなんですけど無理なので、仕方なく農業委員会の視察を受けるしかありません。農業委員会ってよく分からないんだけど、その辺の近所のおじさんが委員だったりして、数人でやってきてあーだこーだケチ付ける的な? 酷い印象ですねごめんなさい。でもやっぱりバカなんで「貸借地ならともかく本人名義の土地ですらもいちいち農業委員会のお許し乞わなきゃいかんのだろう」って思ってしまうんですよ。

 けどよく考えれば自分の土地だからといって農地を放置して荒地にしちゃったら草生え放題で近所迷惑になっちゃうし、好き勝手に農地を転用し放題だったら、そこらじゅうメガソーラーだらけになっちゃうかもしれないよね。だからまぁ、ある程度は管理が必要だとは思うし分かる……って、これ、もしかしたら「不許可!」とか言われる可能性もあるってことだよね? そうならないようにA社で色々考えて書類作成中らしいのだけれども、うわーやだなー。来るの数人?

 

夫「いや、20~30人

 

 は? なにそれツアーなの? それとも夫実家って抜け忍か何かなの? すごい追手がかかってる気分。逃げおおせるのかなぁ。(いやだから違うって)

  

※2021年4月 加筆修正

*1:なってないよと5年後の私は言う