先祖代々の遺影、飾る?

 夫実家には当然ながら仏壇がありまして、上には何代か遺影が飾られております。家を建てるという話が出た時、これで一人思い悩んでいたのを思い出します。というのも、私、実は、人物の写真というのが苦手……別に小学校の音楽室のアレが恐いとか怖いとか、そういうことはありません。恐いのではなく、苦手。何か見られてるような気がして。視線恐怖か何かかな。

 で、夫伯母達がそりゃーもう信心深くて自分の家でもないのに仏壇に拘り、生きた人間よか死んだ人間を優先させるもんだから「仏壇を置け=遺影も飾れ」って言うんだろうな……と思ったんですよ。しかも長男だ家督だとやかましいので、夫伯母達の言うところの「家督」である夫がいる世帯の方に仏壇を置けとか言われるんだろうなと、それは悩みました。幸い(と言っちゃ失礼なんだろうけど)そういうことは無かったので、ホッとしています。

 もし仮に仏壇をこちら側に置くとしたらどうしていたのかなと思うと、リビングに面した四畳半以下の小さな和室を作ってですね(小上がりにすると尚良し)、そこに仏壇を置き遺影を飾って、誰か来た時だけ開放して、普段は障子を閉めておくという感じですかね。もうそれ以外、考えられない。結構思い詰めてましたね。弱ってました。

 それにしても、遺影っていつから飾るようになったんですかね。昔って写真なんか無かったじゃないですか。

 

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なるほどなぁ。ネットって便利だなぁ。

 

※2021年4月 加筆修正