私が完全分離な二世帯住宅を望む理由

 まぁ現段階では二世帯住宅じゃないんだけども、前回の没案の間取りを見て思ったわけです。玄関と水回りが別な二世帯住宅だとしても、中で行き来できるような間取りは遠慮したい……。

 というのも、当初の間取り案では真ん中あたりに扉がありました。その方が便利じゃないかという提案だったんだけれども、それは無しにしてもらったんですよ。最大の理由は「落ち着かないから」。完全に別世帯だという感じがしないので、ちょっとね……*1

 しかし他にも気が気じゃない不安要素というのがあって、それが何かというと、防犯。夫実家に「施錠する」という概念が無いんですよ……どこかに書いた気がするんだけど、今の夫実家の玄関扉には鍵がありません。つまり全員が外出していても玄関は開きます。まぁ田舎だから、なんていうのはどうなんですかね。外から悪い人間がやってくるって考えは無いんですかね。

 だからうっかり中で行き来が可能な状態だと、こちらがいくらしっかり施錠したって隣から侵入されてこちらまで被害が出るという可能性が高くなります。隣が無施錠で留守なんて場合、家にいても落ち着かないわけですよ。うっかり隣から侵入した空き巣と鉢合わせなんてケースも実際あるみたいだし。でも二世帯住宅だと空き巣や強盗に入られにくいという話もちらほらあるんだけど、どっちだろう。いやどっちにしたって、隣が無施錠だというのは落ち着かないですよ。

 防犯だから価値観の違いじゃ済まされないけれども「だれかいるからいいじゃない~」と言われかねないので、最初から完全に分離された二世帯住宅を推した方が楽かなと思った次第です。つまり、前回の記事で書いた和室等を共有にしてしまえばどうかというのは、難しいです。内鍵付けてもなぁ……うーん。

 

※2021年3月 加筆修正

*1:本音を言えば自分の親とすら同居するのは神経を使うので、真の理想は3世帯それぞれ別棟