気を取り直して状況説明

 朝からぐでーんとして山盛りグラタン作って食べてお腹壊したら少し気力が回復しました。いいのかそれ。気力が回復したところで、改めて夫実家の状況説明を。

 夫実家の敷地内の構成は

  1. 母屋
  2. 納屋×2
  3. ビニールハウス×1
  4. 畑×2

となっております。当初の案では母屋と納屋を解体して更地にし、そこに二世帯住宅を建てるというものでした。しかし激しく予算オーバーだったため、白紙に。

 次に、別の敷地にとりあえずP子母と私達夫婦の家を建てるという案が出るも、立地条件が悪くて却下。

 そして今度は夫実家の敷地の納屋を解体してそこにP子母と私達夫婦の住む家を建てるという案が浮上。自分達だけ家を建てて実家を放置するなんて許さぬと言われないために具体案を……と思っていたら、夫祖母の認知症が悪化して夫祖母ご乱心。ついでに夫母もご乱心。そこに飛び出た遺言書! どうする? どうなる!? と、現在に至るのです。

 計画を爆散させる以外で解決策を模索するとすれば、まず夫祖母に納屋を解体するということを納得してもらいたいのですが、夫祖母の認知症が相手ではそれも難しいです。書類上の問題だけであれば夫伯母達を嫌々相手にすればいいんですが、そういうわけにもいかず……とはいえ物に執着するおかげで汚屋敷化しているだけあって、納屋への執着が激しく計画は難航。夫母に対する被害妄想も加速して建て替えどころかリフォームすらも難しい状態。

  だったらもう夫祖母のいる部屋(リビング)だけそのままにして、あとは夫母達が住む小ぢんまりとした家を建てればいいのではないかという流れになってきています。要は夫祖母だけ離れに済むといった感じですかね。とはいえあまり隔離部屋みたいな感じになると夫伯母達が異議を申し立てそう。

 個人的には畑のある部分に家を建てたら心穏やかに過ごせそうだとは思うものの、地目が「畑」なので簡単には建物を建てられません。農地に勝手に家を建てると罰せられるので農業委員会に地目の変更を申し立てなくてはいけません。農業委員会に申請というのもこれまた厄介な話らしく、とにかく時間が掛かるらしいのです。年中受け付けているわけじゃなくて、年に2回とか……しかも、既に広めの宅地があるので申請が通るかどうかも疑問。待ちに待って「不許可である」と言われたら心がへし折られますよ。じゃあもう最初からへし折っていいですか、心。

 というわけで、正攻法は「納屋を解体して家を建てる」となってしまうのです。しかし夫祖母はご乱心。説得は無理だろうなと思うものの、どうやって説得したものかと頭を抱えています。夫伯母達が説得したとしたら伝わるのか。それとも夫が土下座して頼み込んだら伝わるのか。いや、伝わっても次の日には忘れている可能性が高いんですよ。どうしたもんですかね。「成年後見人制度」を使うべきなんだろうか。とはいえ申し立てから申し立てから3~4ヶ月掛かるとか。うーん。というか遺言についても調べると色々あるんだなぁ。もはや何ブログなのか分からなくなりつつあるんですが、家を建てる土地があっても簡単には建てられませんね。げんなり。

 

※2021年3月 加筆修正