家を建てたら猫の血尿が治まった!

  そろそろ断言してもいいかなと思うので断言しました。書いた後ぶり返すなんてのは勘弁しておくれ。

 

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 こんな調子で毎日ゴロンゴロンしている猫ですが、長年膀胱炎を患っていて紆余曲折していました。抗生剤効かない、血液検査異常無し、レントゲンやCT撮っても異常無し。それでようやく「突発性膀胱炎」ではないかと診断されたんですが、それが分かったからといって明確な治療方法は無し。そもそも「これ!」という明確な原因が特定出来ないから「突発性」なわけで。もう全然めでたしめでたしじゃなかった。原因は多分ストレス、でもそのストレスが何なのか。血尿出すレベルのストレスは千差万別、猫によりけり。ソロモンの指輪でもあればなぁ……。

 例えば、この猫(クマ)ではなくて去年旅立ってしまったトラの場合。トラもストレスでしばらく血尿が続いた事があったんですが、それはクロ(何年も前に旅立ってしまった)の闘病生活が続いた時だったり、恐らく苦い薬を飲まされたりした時だったりという、分かりやすいといえば分かりやすい原因だったんですよね。薬を止めたら1日で血尿が治まったのでした。

 でもクマはダメ。夏場にはマシになり冬場に悪化する傾向が何年か続いていたので、やっぱり寒さが原因なのかなぁと思ったりもしたんですよ。寒いと布団やコタツに潜り込んで動かないし、水もあまり飲まなくなるし。動かないからカロリー消費しないし、遊ばせようにも、すぐ飽きる。

 だから色々と試しましたよ。シリンジで水飲ませてみたり、トイレ増やしてみたり、砂を変えてみたりフード変えてみたり。フェリウェイは変化無し。ものすごく付きまとうので分離不安の線はどうかとも思ったけど、留守中に騒いだ形跡も無いし、庭で作業していても特に興味も示さず大人しく寝ていたりしていたので、違うなと。

 やっぱり冬場に寒いのが根本的な原因なんじゃとは思うものの、リフォームでもしない限りは解決しないなというレベルの古い家だもの、何をしたって悪あがきでしかなかった。そのうち家を建てる事になって、右も左も分からないもんだから本を買ってみたら、その中に「家を建てて引っ越したら膀胱炎が治った」というような事が書かれていて、まさかな……と思ったんですよ。そしたら、そのまさかでしたよ。夏場に引っ越すまではなかなか血尿が治まらなかったのに、引っ越したらどんどん良くなって、とうとう「異常無し」の結果が出るようになりました。でも冬になったらどうかと疑念は抜けなかったんですが、12月になっても、寒さの底である1月を過ぎて2月も半ばになっても、異常無し。今まで毎年悪化していた膀胱炎が皆無。そこまで変わるとは。

 ちなみに階のエアコンはほとんど常に稼働していて、室温が20℃を切る事が無いようにしています。つまり昼夜問わず常時20℃になっています。でも高気密高断熱だからフル稼働という事はなく、よっぽど寒い日でもない限り設定温度に達してしまえば弱運転である事が多いです。暖かいです。そりゃ猫も腹出して寝ますよね。旧居では布団に潜り込んで朝まで出なかったんですが、今じゃ私の枕元か腕枕で寝てます。布団の中だと暑いらしいです。

 というわけで家の環境が快適になったら血尿が治まったのですが、逆にそれくらい旧居の環境が良くなかったという事で……それは申し訳なかったと、うなだれるしかない。あと、どう考えたって引っ越しはストレスになるので、一概に「引っ越したらストレス消えたよ!」とは言えない。でも連れてきた直後にバクバク食べてたよな……トイレも普通にしてたな。繊細なんだか、そうでないんだか。いや、だからこそ猫って分からないのです。何年一緒に暮らしていても分からない。分からないからこそ新たな発見もあるのですが、それはまた別の話。というか、単純に室温だけの問題でもないような気もします。難しいですね。

 

 

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