たかが壁紙、されど壁紙

 よくもまぁこんだけ悩むもんだと呆れてます。混乱して間違われそうだから避けたいのに、更に何ヶ所か訂正したりしています。というわけで今回は自戒の意味も込めて、壁紙に関した成功例と失敗例を。まだやるのか……。

 

 

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 こちら、現在住んでいる家の洗面所(というか、ただの廊下)の、リフォーム前の写真です。故・母方の夫祖母が住んでいた状態のまま住むことになって、これでもかなり片付けたんだよなぁ……。北側にあるせいか昼間でも暗くて陰鬱とした空間だったのを覚えてます。

 

 

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  で、壁紙と床を貼り替えただけで(というわけでもないんだけど)、ここまで明るくなったんですよね。壁の色が違うだけでこんなにも変わるのか!と驚いたものです。

 

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  一面だけ黒い壁紙を貼ったのは、「暗い壁紙をアクセントにすると奥行きがあるように感じる」というのを何かで読んだから。黒かろうと赤かろうと躊躇なく選びます。しかし下の木目の壁紙を貼る部分に関しては、傍から見たら「んなもんどうでもいいわ!」というレベルの、些細な違いに関してクロス屋さんとあーでもないこーでもないと打ち合わせしてました。ああ、6年前から何も進歩していない……。

 

洗面所は割と上手く行った例ですが、失敗例はトイレ。

 

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 ちなみにこれがリフォーム中のトイレの写真なんですが、こうしてみると壁は一色にしか見えませんよね。でも違います。上下で分かれてるんですよ。

 

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 上の部分は塗り壁調、ですかね。初めて自分で壁紙を貼った時のものです。そうそう、化粧合板の上に全面パテ塗ったんだよな。今だったら化粧合板を剥がして石膏ボードにするよ。あの頃は無知で無鉄砲だった……。

 

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 リフォームした時にクロス屋さんに貼ってもらった下側。自分ではもう少し濃いイメージを持ってたのに、実際貼ったら薄かったんですよね。ありがちなミスでした。今だったら「ホントにそれ貼るのか」と心配されるくらい濃い色を選びます。

 

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 そして天井は線が入ってます。これも自分で貼ったんですが、何故このパターンを選んだんだろう……無地とかせめて格子状だったら貼りやすかったのに。あと、なんかもうバラバラで統一感ゼロ。これは見事な失敗例。

  だけど、失敗したとはいえ大して失敗したとも感じず、割と普通に生活してきました。ホントにね、見慣れるんですよ。こういうもんかと思ってしまいます。現在壁紙を選ぶ時になって「そういやこれ失敗だよなー」と意識する程度。そんなもんです。相当色が合わないとかでもない限り、気にしないもんですよ。

 それなのに悩むんですよね。だって毎日見るものだから。たかが壁紙、されど壁紙です。

 

※2021年6月 加筆修正