上棟式後の直会で上座に座るのは誰だ

 『昨日は2行で済むことを○○行で……』と書こうとして、行数なんてブラウザの大きさで変わるじゃんと気づき、止めました。というかゴメン、まだあるんだ。でも今日は少しトーンダウンするよ。

 夫母が夫伯母の態度に対し「……ね、なんかいつもと違うでしょ?」と言ってたのは確かに事実で、事情を全く知らないP子母ですらも「すごい礼儀正しいというか……何あれ」と疑問に思っていたらしいのです。それは「慇懃無礼」と言うのだよと教えておきましたけども。だってね、P子母が到着したら、初めて会ったわけでもないのに夫伯母達2人並んで正座して、すっっっっっごく長いお辞儀をするんですよ。その長さは、そう……例えるならば謝罪の時みたいな。もういいから顔上げてください、と起こすべきか? と思うくらいの長さ。まぁほっといたけど。知らんから。

 その時は私も夫伯母が名義の件でフンガフンガしてたことは知らなかったけど、それでもなんかわざとらしいなとは感じていましたかね。最初にP子母を会わせた時にも感じたけど、なんかわざとらしいんですよ。うやうやしいを通り越して違和感覚えるくらい、わざとらしいと。だって夫伯母は、普段ベラベラベラベラ機関銃のように話しまくって、時折すっごく中途半端な下ネタ混ぜてくるような人ですよ。中途半端な下ネタって普通の下ネタよりも嫌悪感があるんですよね、なんでか分からないけど。というか普通の下ネタ話だって苦手だよ。まして義理の親戚とはいえ身内の下ネタ話なんか聞きたくないわ。とにかく普段はお世辞にも「上品」とは言い難い振る舞いをする夫伯母が、P子母の前では澄ましてるんですよ。私から見ても分かるのに、今まで散々怒鳴られ嫌がらせされてきた夫母からしたら気味が悪いレベルだと思います。猫被るキャラでもないのに強引に猫を被ってる感じ。でもさ、上棟式ってそんなに畏まった行事だっけ? まるで冠婚葬祭みたい……とまで書いて気づいたけど、まるで夫伯母達が主役みたいな振る舞いなんだよね。まるで主催者(夫伯母達)が来客(P子母)を出迎えるような感じ。

 さすがにそれは考えすぎだとは思ったんですが、そういや直会の時に自分達の座る場所を見て夫叔母が「下座ね」と呟いてたんだった。「主催者」なら上座に座ろうとはしないわな。というか、それ下座か?

 

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 赤い部分が夫伯母達が座った場所。これ下座? 出入口の反対側だし、真ん中だし、すごく上座な気がするけど……ちなみに将来的に玄関となる部分であったとしても、やっぱり東側(画面外の左下)だよなぁ。西側にも玄関となる部分あるけど、そっち使われてないし。

 というか社長が「ささ! 座って座って!」と促してて、そんな上座とか下座とか気にしないような雰囲気だったのに、その夫叔母の一言でモヤモヤしたんだよね。そしてその言葉は、私だけしか聞いてないと。私に向けて言ったわけではないけど、結果的に私しか気づいてなかったと。なんなんだ、一体どんな意図があったんだ。

 

「自分達は下座に座るわね」という意味の「下座ね」だったのか。

「自分達の座る場所は下座なのね」という意味の「下座ね」だったのか。

 

 うーん……とりあえず夫伯母達が座った場所は上座であるということしか分からん。そもそも上棟式の直会で上座に座るべき人って誰なんですかね。大工さん達を労うために行うものだから、やっぱり大工さん達(の中でも棟梁)ですよね。ていうか、あれ、大工さん達よりも夫伯母達のほうが先に座ってた気がするんだけど、気のせいですかね。先に上座に座っちゃったんですかね。もしかしたら先に大工さん達が向かい側に座っちゃったのかもしれないけど、上座とか下座とか言うなら大工さん達に上座に座るよう促したってよかったのに、そのまま上座に座ったということになるんだよね。なんだかなー。「下座ね」の一言が無ければ気にもしなかったんだけど、モヤモヤするね。

 

※2021年4月 加筆修正