何ともパッとしない一枚で失礼。家の真ん前なものだから、全景写真を載せられないのです。というわけで地鎮祭でした。天気は良いとは言えず、基本的に曇り空で時々晴れたり風が吹いたり。というか地鎮祭始めた途端に風が吹き荒れるという、なんとも幸先のわる……いやいやそういうことを書くのはやめよう。雪の予報だったのが変わっただけでも良かったとしよう。
で、こちらが建設予定地になります。地盤改良も終わって、ボコボコとコンクリートの柱が出ております。1本おいくら(もういいから)。
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話は地鎮祭前に戻ります。個人的には地鎮祭は無くても平気だけれども、夫母などは特に気にするタイプなので、まぁ気が済むなら気が済むだけやってくれればいいさと丸投げしていました。まぁ地鎮祭という行事は一般的なものだし、まぁ、ね。含みがある表現なのは気のせいです、気のせい。
とはいえ地盤改良の後に地鎮祭を行ってもいいものか謎でした。主に誰かさん達がハンコを紛失したとかなんだとかいうおかげで工期が押しに押していて急いで地盤改良が行われたんですよね。それで考える間もなく地盤改良後に地鎮祭という流れになってしまったのですが、ボコボコと柱が出ている状態で地鎮祭……どうなんですかね、一般的に。
宮司さんに尋ねてみたところ「土で埋めないと」という話だったそうです。A社に尋ねたら「このままで」。そんなわけでそのままでした。宮司さんが怒って帰ったりしないだろうかと不安に思ったりもしましたが、大丈夫でした。
地鎮祭の様子の写真などはありません。A社側で撮ってファイルにまとめてくれるそうです。というかブログ用に撮らせてくださいなんて口が裂けても言えません。ちなみにこれからもあまり建築中の写真などは出てこないと思います。頻繁に覗きに行けないし、フランクに話し掛けられる性格でもないので。基本的に誰もいないところでこっそり撮るタイプです。根暗。
お供え物はというと、以下のような感じでした。
- 米
- お酒(一升瓶)
- 野菜(人参、大根)
- 果物(グレープフルーツ、りんご)
- 乾物(昆布)
- 尾頭付きの魚(鯛)
- 水、塩
お酒は1本だけでしたかね。一応尋ねてみたら1本でも大丈夫だそうです。とはいえネットで検索すると「2本」という意見が多いので2本の方が無難なのかなとも思います。これから先、地鎮祭をやる機会なんてもう無いだろうからいいんですけどね。
用意する物は大体A社側で用意してくれたんですが、宮司さんに竹は2本と言われていたので伝えたら、やっぱり4本必要だったというオチ。庭に生えている竹でどうにかしました。祭壇や鍬・鍬などは神社から。設置作業はみんなでバタバタと。
服装は平服というかほとんど普段着でした。寒いからコート着たままだし、レッグウォーマーまで履いちゃってる。夫なんか風邪ひいちゃったからマスク姿ですよ。厳かな空気などゼロ。写真見返したくないわ……。
地鎮祭では、そんな重装なのか軽装なのかよく分からない参列者からお祓いされました。ものすごく御幣でバッサバッサと頭を払われたというか祓われたのですが、夫はそんなに祓われていないと言うので、私だけ何かアレな感じだったのかもしれません。まぁ単純に中央にいたからなんだと思いたいです。
あとは祝詞だったり、四方を祓われたり、鍬入れがあったり、玉串を……ええと何ですか、玉串拝礼があったり。こういうのは初めてなので何が何やらさっぱりなんですが、宮司さんが教えてくれるので、どうにかこうにか。最後に御神酒を飲んで終了。途中で風が吹き荒れ、初穂料の入ったのし袋が落ちた時はどうしようかと思いました。ああ、ローン本審査落ちるのかなって。だから縁起悪いことは書くなって。「天からお金が落ちてくるんだー」とか言ってる夫を見習え。いやそれたぶん熱のせい。
地鎮祭後のお供え物はどうしたのかというと、全部宮司さんにお渡ししました。正直、30センチ超の鯛をこちらでもらっても途方に暮れるので。夫母と「宮司さん持ち帰ってくれてよかったね」と話したりなんかして。終了後に片付けていたら、縄を張った竹(四方竹)はそのままにしておくんだよと言われました。建設予定地が更地の場合、このままにしておくとゴミを投げ込まれにくいんだそうです。竹があろうがなかろうが、そういう不届き者は毎日口の端っこが乾燥でピッと切れて治らない呪いにでも掛かればいいです。まぁ道路に面していない場所だし家の前なのでその心配は無いのだけれども。
さあ、これから基礎工事が始まります。今週はそんなに天気も崩れなさそうなので順調に進むといいなー。
※2021年4月 加筆修正