地盤沈下した土地に家を建てる勇気はあるか

 えーやだなー。

 って思うのが大半ではないでしょうかね。誰も好き好んで地盤沈下した土地に家を建てたいなんて思いませんよ。よっぽど他の立地条件が良過ぎるか、思い入れがあり過ぎるかのどちらかでもない限り、「はい、んじゃ次いこ次ー!」とスルーするんじゃないかと。

 

 でもね、それが夫実家の土地なんです。イエイ☆

 (もうどんな反応していいか分からなくなった)

 

 というわけで夫実家の耐震診断の結果が出ました。渡されたのは一冊の厚いファイル。ごめん、1ヶ月60日なんだとか嫌味なこと思っちゃってごめん……これは時間掛かるね。とりあえず詳細はまた後で確認するとしても、なかなかの結果でしたよ。当然、悪い意味で。

 

「地盤の液状化」

 現況写真に書かれていた文字です。「基礎の液状化」とも書かれて……どっちでもヒドイわ! 全体ではないけれども、一部が液状化現象起こして沈んでいたんですよね。だから建物が全体的に歪んでしまったと。

 

どこもかしこも平らじゃない

 前述のとおり、液状化のお陰で地盤沈下が起きて家が傾いたわけです。ある一ヶ所(建物中央部分の台所付近)を基準にして高低差を調べてみると、どこもかしこも平らじゃなかったんですよね。現況図の見方がよく分からないので合ってるのかどうか不明だけれども、見方が合っていれば基準点よりも最大5.5センチ沈み込んでいる部分があったと。

 そして単純に片方だけが沈んで片方が上がったというのでもなく、1階は中央を基準として前後左右にそれぞれ沈んでいる感じ。で、液状化現象が起きた場所である建物左側一番沈んでいたんですね。

 2階はどうなっているのかと思ったら、1階よりも高低差がありました。南東方向に向かって低くなっていく感じで、北東部分は約10センチ高くなっていたんですよね。それ結構な傾斜になってるんじゃ……あまり2階には上がらなかったので分からなかったけど。

 

上部構造評点がひどい

 1階2階それぞれX方向・Y方向の上部構造評点なるものが出されており、調べてみるとその中で数値が一番低いものを耐震診断の結果として使用するそうです。地震の振動及び衝撃に対して倒壊または崩壊する危険性を数値にしているみたいなのですが、

1.0以上………………倒壊または崩壊する危険性が低い

0.7以上1.0未満……倒壊または崩壊する危険性がある

0.7以上………………倒壊または崩壊する危険性が高い

 という目安に対して、夫実家の上部構造評点が一番低い数値は

 

0.14

 

1.0で「一応倒壊しない」レベルらしいですが、0.14。ほぼ10分の1……は言い過ぎにしても、約7分の1。ちなみに1階X方向らしいですけども、他だって0.2とかそんなもんです。良くて0.34。木耐協のページでは「あくまでも数値だから必要以上にショック受けたり諦めたりしないでね」みたいな事が書かれていましたが、もうね、ここまで来ると笑っちゃう。ひたすらゲラゲラ笑った後、真顔で「だめだこりゃ」と言う。

 

リフォームの見積額がヤバイ

  耐震診断結果から改修計画も提案してもらえるんですよ。とりあえず倒壊しないレベル程度の改修なので、つまり最低限の改修というわけです。その最低限の改修案の見積もり額が、なんと約450万円。あの、施工事例のパンフも入ってたんですけど、その中の例だってせいぜい100万そこそこ、高くて150万だってのに、450万円ですか。

 あ、違いますよ、吹っ掛けられたわけじゃないですよ。つまり、それぐらい夫実家が酷くて危険だという事なんですよ。事実、耐震診断してくれた方も「建て替えをお勧めします」とキッパリ言ったらしいですし。

 それにしても450万掛けても「とりあえず倒壊しない」レベルで、それに加えてリフォームしたらどんな金額になるんでしょうかね。断熱材入れたり設備入れ替えたり屋根や外壁も新しくしたり……軽く1000万超えるんじゃないしょうか。そりゃ建て替えますわ、普通に。さすがに夫母も柱残してリフォームとは言いませんでしたよ。これじゃ無理。

 

 とりあえずかいつまんで説明すると、こんな感じなのでした。いやーまいったなー、どうしよっかなー……と言いつつ清々しい気分だったりします。だってこれ、強力な切り札になると思うから。夫祖母が「自分がいなくなってからにしてくれ」と言おうと、夫叔母達が「承諾しかねる」と難癖付けようと、「建て替えなきゃ危ないですよ」と言い切る事が出来るしね。でも、ホントなら、液状化起こした土地なんかに家建てたくないけどね。

 

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