白紙になっていた夫実家の話

 「自分達だけ新しく家建てて、こっちはそのまんまかい!」というツッコミを回避するために、夫実家もリフォームするなり建て替えするなりしないといけません。夫実家、古いし震災の被害もありますし。だから自分達だけ新しく家を建てて老朽化した夫実家を無視するという気持ちは毛頭ありませんよ。そりゃそれが可能ならどんなに楽だろうかとは思うし、何なら同居なんて話が霧散でも爆散でもしてくれればいいのになんて、いやまぁそりゃあ、ねぇ。

 まーさすがにそんなツッコミする人なんかいないけれども、って、夫伯母&夫叔母から似たようなことは言われたらしいです。あーあの人達か。だから実際にそうするつもりなんか無いってば。とはいえ、こちらの話ばかり先に進んでしまう状況では誤解を招くのも仕方ない……夫祖母の状態があまりよろしくないので下手に動けないんだよなぁ。うーん。というか夫実家が相当面倒臭くて私はどんどんストレスを溜めてしまうので、あまり考えないようにしてる面もあるんですよね。

 

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 実際、記事外では大荒れ。私が大荒れ。「そんな風に言われるなら敷地内に建てればいいじゃん!」とも言いましたね。そうすりゃ誰も文句言うまいて、と。ヤケ気味に。その時点では別の土地のほうが問題あるとは気付かなかったので、夫も「いやダメだ別のほうがいい」と却下したんだよなぁ。

 そこでA社社長が調べたところ難有りな土地で、それを夫や夫母に色々と説明して、P子母も実際に連れて行って現場を見せてくれて、「そこに家を建てるのは、やめよう」という流れになったわけです。で、その先をどうするかというのが未定だけど敷地内に建てるのがいいんだろうか、という流れになりつつあります。それに対して私は色々な不安を取っ替え引っ替えしているような気分です。ああめんどくせえ。

 表立っては言わないけれども、面倒臭いですよ本当に。一番面倒臭いのは「相続」です。ありがちですね。私からしてみれば何の思い入れも無く、正直に言ってしまえば「そんな土地いらん!」と思うような難有りな土地なのに、同居話を進めるためには放置していた相続問題を解決しなくてはいけないのだから面倒臭い。「ああああああ! どいつもこいつも! なにもかも! めんどくせええええええ!!!!!!!!!!」 と叫びながら裸足で海に向かって逃げたくもなりますよ。

 とりあえず目下の問題は

  1. 土地が故・夫祖父名義*1
  2. 名義を変更せずに家を建てるには承諾書が必要
  3. 色々と面倒なので、まずは土地を夫祖母に相続してほしい

ということであり、夫伯母達に話をしたところ「家を建てるのはいいけど、夫実家をそのままにして建てるのならば承諾できかねる」という回答を得て超絶めんどくさいなと思った次第です。誰もそのままにしないよ、誰もそんなこと言ってないでしょうに。

「実家はどうするの?」

「もちろん、建て替えるつもりです」

「なるほど、それなら○○(賛成 or 反対)」

反対にせよ賛成にせよ、こういう話の流れにならないのが意味不明。会話のキャッチボールができない人達なのか? ノーコンか?

 そもそも何故に名義変更をしてほしいのかといえば、ローンを組む時に担保として土地が必要でも、名義が故人のままだと不可能だからです。家を建てるのと同時に夫実家も一緒にリフォームなり建て替えなりするのが理想ですが、先述したとおり夫祖母の状態があまりよろしくないので環境は極力変えたくない。だからどうしても夫実家は後回しになってしまい、今すぐに具体的な話は出せない。とはいえP子母の件があるので家は割と急いで建てないといけない。夫実家の敷地に建てるのなら承諾書が必要。承諾書が必要である以上、相続人である夫伯母達にも説明が必要。そして説明したら、こうなったと。ああああああ! めんどくせええええええ!

 そりゃ夫伯母達からしてみれば「なんか甥夫婦が嫁の親も連れてきて自分の実家の土地に家を建てたいとか言ってる」という状態なわけで、そりゃあ心中穏やかじゃないかもしれないけども、そもそも夫伯母達が「同居しないのか」と焚きつけてきたんじゃないか。それがあーしてそーしてこーなった、という話を一切聞かずに結論づけようとしてくるから腹立つんだよ。いいんだよ私は別に、この話を無かったことにしても。むしろ爆散させたいよ。

 ……という憤りは箱にギュウギュウに押し込んで、次はどうするかといえば、不明です。耐震診断の結果待ちなんですよね。その結果次第でどうするか考えると夫母が言うんだけど、どうなんだろうね。リビング(兼夫祖母の寝床)をそのまま生かしてリフォームしたいという感じらしいです。そりゃ難しそうだ。

 

※2021年2月 加筆修正

*1:夫祖父は何年も前に他界しており、相続を放置している状態。ちなみに夫父は既に他界しているので、夫祖父の相続人は夫祖母と夫伯母と夫叔母と夫達兄弟となる。