ぶっちゃけると単独で家建てられません

 それ最初に言えって話ですよ。いや実際は最初から言ってます。じゃあこの先どうするつもりだったんだよというと、そもそも同居するという考えなどが毛頭なかったわけです。田舎で元農家で長男で、とか言われても無理なものは無理だから。ストレス死しかねないから。だからね、将来も夫婦で細々と生活していくんだろうなぁと薄ぼんやり思っていたわけです。あんまり上昇志向なんてないからね。ほげー。

 それでリフォームなりDIYなりしながら細々と暮らしていくためには第二種電気工事士の資格が必要だと思って、今年受験する気満々で参考書だって買ったんですよ。でもこんなことになったので勉強は中止。同時進行できるほど気持ちに余裕もないし、若くないから付け焼刃なんてのも無理。

 つまり、夫婦2人だったなら家を新築する気はゼロ。建てたとしても、将来的に自分の実家が空き家になったら困るから売却して、そのお金を元手に小ぢんまりとした家を建てるくらいだろうなぁ。ローコストでメンテナンスしやすいように平屋というか、小屋でいいよもう。そうそう「大草原の小さな家」みたいな感じで。子供の頃見させられたなぁ、テレビで。

 まぁとにかく、大きな2世帯住宅を建てるなんて「馬鹿言うな」と言われて終わりです。ローンなんか門前払いでしょうね。「帰れ!」って。いや自分でも思うもの、どの口がそう言うかって。それなのに戻ってこいとか一緒に住もうとか、親って……親って……!

 なんぼ無理だと言っても結局は「みんなでお金出し合って建てましょう」って話になるんですよ。で、夫は不足分のローンを組む係になるのね。そりゃ全額ローン組むよりはハードル下がるだろうけど、大丈夫なんだべか。

 

私「……で、源泉徴収票がどこ探しても見つからないのだけど」

夫「還付金だけ抜き取って捨てたかも」

 

 ホント、こんなんで大丈夫なんだべか。

 

※2021年2月 加筆修正